東京シティ競馬の
国際交流事業について
「TCKステーブル」について
サンタアニタパーク競馬場内に
TCKの専用厩舎
「TCKステーブル」を2018年に開設。
一般社団法人東京都馬主会会員は、この厩舎に所有馬を入厩させ、サンタアニタパーク競馬場を拠点に全米各地の競走に出走させることが可能です。
さらに、現地の調教師と本事業についてのアドバイザリー契約を結び、所属馬の管理だけでなく、TCKの調教師・騎手を派遣して、所属馬の調教やレースへの騎乗など、
より実践的な研修を実施しています。
なお、現地時間2020年2月9日(日)、「TCKステーブル」に所属していたArc Nation号が、サンタアニタパーク競馬場第2競走に出走し(Jose Valdivia, Jr.騎手)、初勝利を挙げました。TCKステーブルとしては5頭目となる挑戦で、東京都馬主会と共にTCKの国際化に向けての大きな夢の第一歩が実現しました。
01.
TCKステーブル所属馬
現在4頭の馬がTCKステーブルに所属しています。
2021年1月24日に所属していたバシルフレイバー号が初勝利をあげました。
今後も期待の2歳馬が次々とデビューする予定です。
毎年新しく所属馬が増えていくTCKステーブルにご期待ください。
02.
サンタアニタダービー(G1)への出走について
北米クラシックの重要ステップレースであるサンタアニタダービー(G1)について、サンタアニタパーク競馬場よりTCK所属馬の出走枠を最大2頭までご提供いただいております。

サンタアニタダービーは、過去にサンデーサイレンス号やカリフォルニアクローム号がこのレースをクラシックへのステップレースとして勝利しており、アメリカでは非常に由緒あるレースです。このレースで上位入線を果たせば、ケンタッキーダービー(G1)をはじめとしたクラシックレース挑戦への道が開かれます。出走に当たっては、設定されたポイント(200ポイント)を満たした馬、もしくはそれに匹敵すると認められる上位馬が選考の対象となります。

2023年には、マンダリンヒーロー号が本制度を利用し、地方所属馬として初めてアメリカ遠征が実現。サンタアニタダービー(G1)2着をきっかけにアメリカ三冠競走のケンタッキーダービー(G1)にも参戦(12着)するなど、大いに注目を集めました。
03.
TOKYO CITY CUP競走(G3)への出走について
サンタアニタパーク競馬場では、TCKとの友好を記念した「TOKYO CITY CUP(G3)」を実施しております。同レースにつきましてもサンタアニタパーク競馬場よりTCK所属馬の出走枠をご提供いただいております。
04.
日本競馬の国際化の進展に向けて
今後も東京シティ競馬は、本事業をさらに推進していくとともに、サンタアニタパーク競馬場における「TOKYO CITY CUP(G3)」の実施など、日本競馬の国際化の進展に向けて貢献して参ります。
TCKでは友好提携を結んでいるサンタアニタパーク競馬場を中心に調教師の研修を実施しており2019年は、赤嶺亮調教師が、2023年から2024年にかけて真島大輔調教師と坂井英光調教師が派遣されました。
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